2012年 03月 21日
ブラックとして生きることの不安 |
最近アメリカでまた、「ブラックの子供であったが故に起こった悲劇」が大きく取りざたされている。
フロリダの白人エリアの、回りを柵で囲った「安全な」住宅エリアで、17歳の男子学生がエリア内の治安警備で巡回中のキャプテンに射殺された。射殺された子供の人種は、黒人である。
その学生、マーティンは春休みを利用して父親と義理の母親の家に滞在中で、この「安全」とされる場所で不審な侵入者と間違われ命を落としたのであった。
彼は銃を持っていたわけでもなく、近くのコンビニエンスストアからチョコレートとアイスティーを買っての帰りだった。
さらに悲しいことに、黒人学生を射殺した男の罪を起訴するのも難しいだろうということ。フロリダの法律では、その男が「恐れ」を感じて相手を撃ってしまったならば、自己防衛が成立する可能性も高いとのこと。
考えれば、考えるほど、辛く、悲しくなる。
安全と言われる、白人コミュニティーで黒人が暮らすのは危険も伴う。実に悲しい話だ。
社会的に地位をあげ、成功者となった黒人家庭の多くが子供たちに良い教育を与えようと、(これも不条理だが)学校システムの良い白人エリアに転居する。
テレビの黒人コメンテーターが、白人コミュニティーでいつも自分の子供の心配をしながら生きるということは、他の白人家庭には絶対に起こりえないことだと話していた。
私の娘はアジア人と黒人のミックス。ミックスです、といっても他のアメリカ人に言わせれば彼女はブラックだ。そして、私たちもいわゆる白人コミュニティーの中で現在は暮らしている。
時々、私たち家族をめずらしそうに上から下まで眺める人もいる。
これって現実である。
こういう事件が起こるたびに、マーティンルーサーキングが夢見た、肌の色で差別されない社会の到来はまだまだであると実感する。
ポジティブが見解ができない自分が悲しいが、現実なのです。
今日は何回、現実と言う言葉を使ったか・・・・
フロリダの白人エリアの、回りを柵で囲った「安全な」住宅エリアで、17歳の男子学生がエリア内の治安警備で巡回中のキャプテンに射殺された。射殺された子供の人種は、黒人である。
その学生、マーティンは春休みを利用して父親と義理の母親の家に滞在中で、この「安全」とされる場所で不審な侵入者と間違われ命を落としたのであった。
彼は銃を持っていたわけでもなく、近くのコンビニエンスストアからチョコレートとアイスティーを買っての帰りだった。
さらに悲しいことに、黒人学生を射殺した男の罪を起訴するのも難しいだろうということ。フロリダの法律では、その男が「恐れ」を感じて相手を撃ってしまったならば、自己防衛が成立する可能性も高いとのこと。
考えれば、考えるほど、辛く、悲しくなる。
安全と言われる、白人コミュニティーで黒人が暮らすのは危険も伴う。実に悲しい話だ。
社会的に地位をあげ、成功者となった黒人家庭の多くが子供たちに良い教育を与えようと、(これも不条理だが)学校システムの良い白人エリアに転居する。
テレビの黒人コメンテーターが、白人コミュニティーでいつも自分の子供の心配をしながら生きるということは、他の白人家庭には絶対に起こりえないことだと話していた。
私の娘はアジア人と黒人のミックス。ミックスです、といっても他のアメリカ人に言わせれば彼女はブラックだ。そして、私たちもいわゆる白人コミュニティーの中で現在は暮らしている。
時々、私たち家族をめずらしそうに上から下まで眺める人もいる。
これって現実である。
こういう事件が起こるたびに、マーティンルーサーキングが夢見た、肌の色で差別されない社会の到来はまだまだであると実感する。
ポジティブが見解ができない自分が悲しいが、現実なのです。
今日は何回、現実と言う言葉を使ったか・・・・
by blackcollege
| 2012-03-21 12:17
| 黒人関連のつれづれ