2005年 12月 01日
喧騒のサンクス・ギビング |
婚約者の実家を訪ねてテキサスへ出向いた今回のサンクス・ギビング旅行から無事に戻ってきました。黒人家庭の食卓は本当ににぎやかであります。ターキーを中心にして、グリーンズ、スイートポテト、ポテトサラダ、ハムに、パンプキンパイに、ココナッツケーキにとにかく食べきれない家庭料理がところ狭しと並んだ食卓。人数が多いからダイニングテーブルにはもちろん全員納まらないので、それぞれがお皿を持ってテレビのあるリビングに移動したり、女性同士はソファーに座って井戸端会議が始まったり。子供は食事もそこそこにばたばた走り回っていたり。本当に落ち着かないな。大好きなマカロニ・チーズは今回はなしでした。「作り忘れた」とは婚約者の言葉。テキサスの食事と一般的なソウル・フードは違うのだろうかと思っていたのですが、結局なにも変わりませんでした。「当たり前じゃん。テキサスだって南部なんだから」と言われてしまった。でも家庭によってはちょっとスパイスが効いたメキシコ風の料理が登場したりするようですが。日本と違って、ゲストをゲスト扱いしないのが、アメリカのもてなし。一緒にホストの台所に入って料理を手伝ったりするのが通常なのですが、なかなかそれに慣れない私。ついついソファーに座ってリラックスしている私は、「気が利かない嫁」と思われてしまっただろうか。そういえば、日本にいた時から「何もしない奴」といわれていた気もする。子供達は初めて目の前でみたであろう、日本人の私をじっくりと見つめていた。おばちゃん達には「信じられないぐらい華奢ねー」と言われる。だって皆さん、とても体格が良いのですもの。昼から始まった「ディナー」は延々と夕方まで続いたのでありました。
来年のサンクス・ギビングは料理でも手伝っているのであろうか。それは疑問だ。
来年のサンクス・ギビングは料理でも手伝っているのであろうか。それは疑問だ。
by blackcollege
| 2005-12-01 08:01
| アメリカ便り