2006年 03月 07日
映画「Crash」アカデミー賞ベスト作品賞! |
日本でも同時に放送されていたことと思いますが、今年の第78回アカデミー賞で映画「クラッシュ」が驚きの最優秀作品賞に選ばれた。ロサンゼルスで展開されるさまざまな人種間のドラマ、葛藤、怒を描いた「クラッシュ」。取り上げているのが人種という難しいテーマだけに、アカデミー賞にノミネートされただけでも、時代は変わったというイメージだったのに、まさか最優秀作品賞に選ばれるとは、ディレクターや俳優人など作品に関わった当事者たちも、驚きのあまり絶叫していたのは興味深かった。アカデミー賞の前哨戦とも言えるゴールデングローブ賞では、これもかなりセンセーショナルな同性愛カウボーイの恋愛を描いたブロークバック・マウンテンが主な賞を総なめにしていたので、アカデミーもブロークバック・マウンテンが作品賞に選ばれるだろうという予想が大方であった。ちなみに、ブロークバック・マウンテンの監督、アング・リーは最優秀監督賞に選ばれた。アジア人が監督賞に選ばれたのはアカデミー賞史上初めてのことだ。
同性愛を取り上げた作品、そして人種問題を取り上げた作品がアカデミー賞で監督、そして作品賞を受賞したのは画期的なことだと思う。あのジョージ・クルーニも「アカデミーの会員達は世の中がためらいながらささやく状況であっても、エイズについて、そして市民権運動について正々堂々と語りあう人々だと思う。アカデミーの会員であることを本当に誇りに思う」とコメントしていた。
もうひとつ今年のアカデミー賞歴史的な出来事は、Three 6 Mafiaがラップアーティトとしてアカデミー賞史上はじめてアカデミーのステージでパフォーマンスを繰り広げたこと。さらに、彼らの詠う映画"Hustle & Flow"のテーマ曲である"It’s Hard out Here for a Pimp"がなんとベストソングに選ばれた。興奮のスピーチ(スピーチと言えるのかどうかは疑問・・・)をする彼らの歯はダイアモンドできらきらと飾られていた!アカデミーの会員達がヒップホップに投票すること自体が「おーっ」である。ほんと、今年のアカデミー賞は一味違った雰囲気であった。
同性愛を取り上げた作品、そして人種問題を取り上げた作品がアカデミー賞で監督、そして作品賞を受賞したのは画期的なことだと思う。あのジョージ・クルーニも「アカデミーの会員達は世の中がためらいながらささやく状況であっても、エイズについて、そして市民権運動について正々堂々と語りあう人々だと思う。アカデミーの会員であることを本当に誇りに思う」とコメントしていた。
もうひとつ今年のアカデミー賞歴史的な出来事は、Three 6 Mafiaがラップアーティトとしてアカデミー賞史上はじめてアカデミーのステージでパフォーマンスを繰り広げたこと。さらに、彼らの詠う映画"Hustle & Flow"のテーマ曲である"It’s Hard out Here for a Pimp"がなんとベストソングに選ばれた。興奮のスピーチ(スピーチと言えるのかどうかは疑問・・・)をする彼らの歯はダイアモンドできらきらと飾られていた!アカデミーの会員達がヒップホップに投票すること自体が「おーっ」である。ほんと、今年のアカデミー賞は一味違った雰囲気であった。
by blackcollege
| 2006-03-07 11:09
| Movies