2006年 10月 11日
大学進学の夢 |
今週はノーフォークの近郊にある高校を訪問し、学生たちと直接対面しノーフォーク大学への出願を進める高校訪問のスケジュールだ。今日は朝一番にノーフォークから30分ほど車を走らせてD高校へと出向く。学校では卒業を来年に控えた6人の学生たちが私に会いにやっていた。ノーフォーク大学についての説明を一通り済ませたら個人面談に移り、ひとりひとりの成績を見ながら出願アドバイスをしていく。ノーフォーク大学進学を夢見て私に会いにきたきた学生たちは皆素直で礼儀正しかった。全員合格といってあげたいところだが、そうはいかないのがつらいところだ。一人の男子学生と面談した。「高校1、2年生の時は大学進学なんて全く考えていなかったんだ。進級するにつれて、大学教育が僕にさまざまな可能性を与えてくれることにきがついたけれど、落ちてしまった成績を回復させるのはとても難しいよ」と彼は言った。彼の総合成績はやはりとても低い。こんな時学生たちに薦めるのは、高校を卒業後に2年制のコミュニティーカレッジにまず通い、成績を上げてからもう一度4年制大学に出願する方法だ。コミュニティーカレッジ進学の基準は高校を卒業しているということが条件だが、成績の最低基準がないのが特徴だからだ。高校で良い成績を修められなかった学生に、やり直しのチャンスがあたえられるコミュニティーカレッジはとてもよいシステムではないかと思う。
「絶対にあきらめないで。誰がなんと言おうと自分を信じて努力すること。コミュニティーカレッジに通うことは決して恥ずかしいことではない。むしろカレッジの成績しだいでは奨学金授与の可能性もでてくる前向きな決断と考えること。4年制大学に進学する目標をもってコミュニティーカレッジで学業に精を出せば、きっと良い結果をだせるはず。何かあったらいつでも私たちアドミッションカウンセラーに問い合わせをするように。」そんなことを前述の男子学生に説明していたら、その学生が涙をこぼした。ティーンネイジャーの男子学生が人前で涙を流すのはよほどのことだと思う。私もつらかった。でも最終的にその学生は私の説明を理解してくれ、大学進学の夢を捨てずに努力することを約束してくれた。この日の涙を忘れずに彼がいつの日か人生の成功者となることを心から祈る。
「絶対にあきらめないで。誰がなんと言おうと自分を信じて努力すること。コミュニティーカレッジに通うことは決して恥ずかしいことではない。むしろカレッジの成績しだいでは奨学金授与の可能性もでてくる前向きな決断と考えること。4年制大学に進学する目標をもってコミュニティーカレッジで学業に精を出せば、きっと良い結果をだせるはず。何かあったらいつでも私たちアドミッションカウンセラーに問い合わせをするように。」そんなことを前述の男子学生に説明していたら、その学生が涙をこぼした。ティーンネイジャーの男子学生が人前で涙を流すのはよほどのことだと思う。私もつらかった。でも最終的にその学生は私の説明を理解してくれ、大学進学の夢を捨てずに努力することを約束してくれた。この日の涙を忘れずに彼がいつの日か人生の成功者となることを心から祈る。
by blackcollege
| 2006-10-11 09:33
| アドミッションオフィス日記