2006年 12月 18日
やどり木の風習 |

家族同様に親しくさせてもらっているご夫妻のディナーにダンナとともに招待された。海沿いにたつご夫妻の家はやはりクリスマスの電飾できれいに飾りつけられていた。奥様の手料理と楽しい会話にあっという間に時がたつ。「ちょっと、写真撮るわよ!」と奥様の声。ダンナと二人で呼ばれ、台所まで足を運んだら、「ほらそこに立って」と言われる。ドアの下に宿り木がぶら下がっていた。ちなみに宿り木を英語でMistletoe(ミソト)と言う。アメリカやヨーロッパではクリスマスの飾りつけに良く使われている程度の認識しかなかった私。しかしながら、「ちょっとやられた」という顔をしているダンナ。意味が分からずにいたら、「宿り木の下にいる二人はキスをしなければいけないという風習があるんだ」と説明される。知らなかった。奥様は微笑みながら私たちに向かってカメラを向けていた。
後で宿り木の風習について調べたら、正式にはキスをする前に男性が宿り木の実を一つ取るのだそうだ。宿り木はクリスマス盛り上げるロマンチックな役割を担うのであった。
by blackcollege
| 2006-12-18 11:53
| アメリカ便り