2008年 05月 21日
モアハウス初の白人最高栄誉学生 |
歴史的黒人大学の中でももっとも歴史と伝統のある大学の一つとして知られるモアハウスカレッジで先日、大学史上初の白人最高栄誉学生が誕生した。バラ・ビクトリアン(valedictorian)とはその年の卒業生の中で成績優秀であることはもちろん、リーダーシップや社会への貢献度なども含めた総合的にもっとも栄誉ある学生を指す。2008年度の卒業生の中でこの最高栄誉学生の一人に選ばれたのは白人学生のジョシュア・パックウッド(Joshua Packwood )だ。これはモハハウス141年の歴史の中で初めてのことで、全米のニュースでも話題になった。やはり白人学生が歴史的黒人大学に飛び込み、その世界に溶け込み、最大の尊敬をもってモアハウスを卒業したことが珍しいかったのであろう。この大学に入学する際もジョシュアはニューヨークの有名私立大学コロンビアの全額奨学金付与の誘いを断って、モアハウスに入学したというのだからすごい。もともと彼の友人たちは、黒人などのマイノリティー人種が多く、モアハウス入学を決断したのは自然のことだったと彼は語っている。またインタビューに答えて「モアハウスでは違う角度から世界を見据えるという貴重な経験ができた。これは何万人学生がいるとか、ノーベル賞を受賞した教授が何人いるとかでアピールする他の大学にいては経験できないことだったと思う」と語っている。
ブラックカレッジのただ一人の白人学生に加え、トム・クルーズ似の甘いルックスでキャンパス内のファッションショーでは大人気だったらしい。英文での詳しい記事は以下のリンクからどうぞ。http://www.blackvoices.com/newsarticle/_a/morehouse-white-valedictorian/20080515104809990001
ブラックカレッジのただ一人の白人学生に加え、トム・クルーズ似の甘いルックスでキャンパス内のファッションショーでは大人気だったらしい。英文での詳しい記事は以下のリンクからどうぞ。http://www.blackvoices.com/newsarticle/_a/morehouse-white-valedictorian/20080515104809990001
by blackcollege
| 2008-05-21 05:20
| ブラックカレッジつれづれ