ブラックカレッジコネクション

ブラックカレッジに日本人が複数！

歴史的黒人大学、ブラックカレッジも秋学期が始まっております。南部の大学は新学期が始まるのが早いから、お盆が開ける前に、私も一人日本人学生さんを送り出しました。

一人でも多く日本人学生が歴史的黒人大学で学んでほしい。

ＨＢＣＵを体験、卒業した私の思いはここにあります。

今年送り出した学生さんも頑張って欲しいな。

さて、その学生さんから先日報告があり、在籍しているフロリダのＨＢＣＵには、なんと日本人新入生が自分も含めて3人いるという報告が！！！


もともと留学生が学生人数の1パーセント程度のブラックカレッジで、日本人が3人というのは驚くべき事実でした。


しかし、よく聞いてみると、

私が送り出した、一人の日本人学生以外の二人は、スポーツ奨学金を得て入学をした学生さんだったのです。

これも事実。

ＨＢＣＵでは留学生の大半はスポーツで奨学金を得ております。
ＮＣＡＡディビジョン１や２のブラックカレッジも多いので、陸上、テニス、野球などは留学生を引っ張ってくるケースも多いのです。

上記した日本人学生たちも、奨学金を獲得して入学を受諾。

入ってみたら、ブラックカレッジだったのねと気づかれたようですが（笑い）


でも、それでも良いと思うのです。

ここで初めてブラックカレッジに触れて、新たな体験をしていってほしいと思います。


もし、黒人文化に興味をもち、ブラックカレッジに入学したいという学生さんがいて、さらに、もしスポーツも続けていてある程度の力量である場合、


奨学金をもらって、入学できるチャンスでもあります。


日本人でも十分に入り込めるであろうと思われる分野は、

テニス、野球、バレーボール、ソフトボールこのあたりでしょうか。

スポーツ奨学金を得て留学したい場合には、ＮＣＡＡの登録やＴＯＥＦＬ以外にＳＡＴを受験したりと準備が必要なことがありますので、最低1年前には行動を出したいところではありますが。


とにかく、

この秋に日本人でＨＢＣＵを体験している学生さん、皆頑張りましょう！

これから目指すあなたも、頑張りましょう！

もう秋です

なんだかあっという間に、アメリカの夏休みは終わりに近づいている。

とは言っても私が住むテキサスは、まだまだ猛暑ですが。

それでも新学期はやってくる（笑い

特に南部エリアは、新学期が始まるのが早い。


日本でいうところのお盆中はもう新学期ムードであります。


HBCUに入学する学生さんも、新入生オリエンテーションはお盆の真っ最中といってたし。

あわただしく８月は過ぎていきます。


さて、秋学期に突入すると、間もなくやってくるのがHBCUのホームカミング。

ここでは何度もアメリカのホームカミングの、特にHBCUのホームカミングについて紹介しているから、ホームカミングがどんなものか、お分かりかと思いますが。


日本でいうところの大学祭ですが、卒業生も学びやに戻って大騒ぎします。

HBCUのホームカミングは、興味がある方なら見る価値ありです。
今年のスケジュールはこちら：
http://hbcuconnect.com/homecoming.shtml

マーチングバンドのみを、しかも多くのバンドを一気に見たいという方、

２０１４年１月に行われる、
恒例のHONDAバトルオブザバンドはいかがですか？

アトランタドームを会場にしており、今年ももう少しすると詳細が上がってきますが、通常１月下旬の週末開催です。

HONDAバトルオブザバンドのFacebookはこちら：
https://www.facebook.com/HondaBattleoftheBands

来年１月の話でも、旅行計画を立てるならば今です。

アトランタ観光とかねて、ついでにフロリダにもよって、楽しい旅行計画を立ててみてはいかがでしょう？

HBCU合格者でた！

ブラックカレッジに興味がある、

ブラックカルチャーに興味ある、

マーチングバンド見てみたい！

などなど、問い合わせや質問をいただくことはありますが、

「HBCUに入りたいので、助けてください。」

と、私に質問をしてくれる学生さんは、まだやはり少ないです。


もともとブラックカレッジには付属の語学プログラムもないところがほとんどですし、

ブラックカレッジ留学を果たすには、


すでにある程度の語学力が求められます。


さらに、留学のプロセスも少し時間がかかったりしますので、なかなか実現できないのです。


そんな中、ブラックカレッジの名門大学、

私立のべチューンクックマン大学から合格がでましたよ、日本の学生さんに！！！

2013年秋学期、8月の入学となります。



実は、ここだけの話。



私も学生さんも、「えっ！」って感じでした。

まだまだプロセスに時間がかかると思っていた矢先に、



突然のごとく学生さんのもとに送られてきた合格通知。


びっくりです。

でもめでたい。


べチューンクックマンはフロリダのデイトナビーチに所在する私立のブラックカレッジ。

リベラルアーツ校として知られています。


でもマーチングバンドも結構有名だし、

何と言っても、デイトナビーチという場所が良いです。


これからまだビザ申請の手続きが残っておりますが、でもまずはこんなに早くHBCUから合格がでたことに驚きと、喜びを未だに感じている私と学生さんでした。


この学生さんはきっと、はじめの学期はHBCUに圧倒されながら、でも素晴らしい学生生活を送るのだと思います。


あなたもあとに続きませんか？

頑張ろう。

NYハーレムツアー

ニューヨークもそろそろ春に向けて少しずつマイルドになっているころでありましょう。
観光でニューヨークに行かれる方、歩いてブラックカルチャーを探索したい方もいらっしゃるでしょう。

そんなあなたに、

我が友人でもあり、ニューヨークのブラックカルチャーを語らせたら右にでるものがいない（と私は信じる）堂本かおるさんによる、ハーレムツアーが今年も始動します。

堂本さん自らが一緒にハーレムの見どころを回ってくれるこのツアーは、なんと50ドルという安さ。値段はここ数年据え置きだと思う。

彼女のウエブサイトや記事を読んできた方にとって、これってとても貴重なことです。

ハーレムツアーのサイトではカレンダーも掲載されていて、オンライン上から予約もできます。

ブラックカルチャーを体験しにニューヨーク訪問の予定がある方は、ぜひとも一日はこのハーレムツアーをいれてみるのが良いと思います。

大学で黒人関連の論文を書いているというあなたには、なんとリサーチ目的に合わせたオーダーメイドのツアーも作ってくれたりするらしいです。これだってたった100㌦は安い。

濃厚なハーレム体験ができることでしょう。

MLK Jr. Day

毎年やっぱりこの日には、敬意を払いたいと思います。
１月２１日は、アメリカ公民権運動のリーダーであった、マーティンルーサーキングジュニア（MLK)の偉業をたたえる、アメリカ国民の祝日です。

アメリカの学校関係は当然のごとくお休み。

会社も多くがお休みではありますが、このあたりは、徹底はされておりませんが。

でもこの日は、MLKの言葉をかみしめていたいです。

キング牧師が演説でいった、

いつか自分の子供が肌の色で差別されない、各自の才能を正当に評価してくれる時代がくること。

まだまだ。


現実は、今もまだです。

ブラックの大統領を迎えた今も、それでも、人種差別は消えていないと実感します。

私の子供が、大きくなったときに、少しでも、一歩でも近い世の中になっていてほしい。


キング牧師は、まさか、ブラックの大統領がアメリカに誕生する日がこんなに早く来るとは思っていなかったかもしれない。

そういう点では、理想に一歩近づいているのか。


まだまだ。

登って行かなければならない山は高い。